論文の整理は何を使うといいのか?

論文書くにあたって切っても切り離せないのが既往の研究事例などのレビューとその記録。修士のときはEndNoteいいなぁと思いながらもあまりに高額で貧乏学生には手が出なかった(当初ドクターまで行くとか考えてなかったし)。

WikipediaのMendeleyのリリースノート見ると、多分、博士課程に進んだ段階くらいでMendeleyが使えるようになったのだと思う。とても便利でした。GoogleScholarとかで調べたものをChromeのWeb Importer使って登録したり、論文そのままドラッグ&ドロップして登録したり。同時のデータベース見ると1,000本くらいの(多分ちゃんと読んだ)論文が登録されてました。Referenceのエクスポートは日本語の論文があるとイマイチなところがあって、手作業で修正が必要だったけど、それでも、だいぶ作業を簡素化できてました。

そして何よりよかったのがiPadのアプリ。アプリで読みたい論文をDLして読んで、気になったところに線を引けば、デスクトップの方にも反映された。ただ、これをやるには、Mendeley上にも論文をおいて置かなければならず、Mendeleyの無料枠は2GBだけだったので最後の方は容量不足に陥ってましたが。

しかし残念なことにMendeleyのiPadアプリは終了してしまいました。

今の仕事でも論文を読むことは多いので、博士論文の時までのアカウントは(分野も少々違うので)凍結して、仕事用のアカウントを作ってせっせと関係する論文を入れていたところだったのに、どうしたものか。

色々と調べるとネット上で見つかる代替案は次の2つ。

■Zoteroに乗り換える

ZoteroはMendeleyと同じような文献管理ソフトでオープンソース。

など、Mendeleyとの比較記事も色々ある。そしてどうやら、iPad用のアプリも開発をしているらしい。

Zotero for iOS Beta (https://www.zotero.org/support/ios_beta)

ただし、要領が300MBしかないとのことで、Mendeleyと同じ2GBを利用するには$20/yearを支払う必要ありとのこと。これは悩ましい。

■Paperpileに乗り換える

Paperpileは有料のソフトウェア。

文献管理ソフトは結局ZoteroではなくPaperpileにした話 (https://doctor-fun-life.com/lifehack-journal-paperpile/)

Googleと相性抜群の文献管理ソフト「Paperpile」の魅力と使い方 [図解解説付き] (https://ocoshite.me/how-to-use-paperpile)

など。$2.99/month必要。更に、PDF自体はGoogleDriveに入るようなので、常に容量不足のMy Google Drive(Google アカウント)だと、場合によってはGoogle Driveの追加容量が必要になる。

ただし、Paperpileのポイントとしては、PDFにコメントを入れれるということ。Zoretoはどうなんだろうか。

で、少し整理。達成したいことは、

  • 論文管理(これは前提なわけで)
  • 論文をiPadで読んで、ハイライト、コメント
  • ハイライト、コメントした結果をPCで確認
  • なるべくお金をかけず
ポイントMendeleyZoteroPaperpile
論文をiPadで読んで、ハイライト、コメントアプリがないがブラウザ経由で可能。操作感がとても悪い。Beta版のアプリで可能とは書いてあるけど未確認。アプリでできると書いてある。

PaperpileのiOS版が遂にリリース!iPadでの使い心地レビュー
(https://coarsepaper.com/paperpile-ios/)
など
ハイライト、コメントした結果をPCで確認アプリもしくはブラウザ経由で可能。
でも、通常のPDFビューワー(Adobe readerとかMACのビューワー)では反映されてないから確認で木梨、)
アプリ上では見れる。
通常のPDFビューワーでは未確認
アプリ上では見れる。
通常のPDFビューワーでは未確認
Googleドライブから見るとどうなってるのかは気になる。
なるべくお金をかけず無料300MBでは多分足りないので、$20/年かかる少なくともPaperpileのために$35.88/年かかる

ということで、どれを選択すべきかいまだ悩ましい。

お金をかけることを厭わないなら、Paperpileが現状最も良いのかもしれない。でも年間4,000円近くかけるほど使うものなのか現状疑問。

手間を厭わないなら、Mendeleyを論文管理を読むのを切り分けて使うのが良いのかもしれない。というのはこういう形。

論文管理:今まで通りMendeleyで、論文のデータベースを作る。PDFファイルについては実は今までもDropboxを保管フォルダにして、他のPCやそれこそiPadから閲覧できるようにしていたけど、同様にDropboxのままか、iCloudにPDFを格納したフォルダを設定して同期できるようにしておく。(ちなみにDropboxは他のデータの保管の都合もあって有償版を使用してる。)

論文を読む:iPadのファイルアプリでPDFを保管したiCloudドライブかDropboxにアクセスすれば、とりあえず、Appleペンシルで書き込みはできる(コメント、メモはできないから、他のアプリが必要)。ちなみにGoogNotesも使ってるけど、こっちは読むというよりどちらかというより作業用なので、なんか使い方が違う。

こうなると結局印刷して論文読んでしまいそうななんとも結論が出ない感じ。